元介護士のつぶやき

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介護福祉士国家試験について

2024年(令和6年)3月25日に、第36回介護福祉士国家試験の結果発表がありましたね。
受験された皆さん、結果はどうでしたか?
私は平成30年に受験して介護福祉士の認定証を頂いたので、どんな問題が出たのかうろ覚えなのですが、ひとつだけ覚えている事があります。

それは「予想問題に似た問題が、ひとつも出なかった」ということです。

もちろん、出題問題は年度によって変わるので、一概に「予想問題集の勉強をする必要は無いよ」とは言いません。
しかし個人的には「普段の仕事をしっかりやっていたら合格できた」というのが正直な感想です。

「介護士としてレベルアップしたい」
「介護福祉士の資格を取って、お給料を増やしたい」

という皆さんは、来年が初めての受験だと不安かもしれませんが、是非挑戦して欲しいと思います。

介護士の働き方

私が初めて勤務した高齢者介護福祉施設はショートステイ3年、2番目の施設ではグループホーム7年間でした。
退職して1年ほど経った現在、思うのは「正社員じゃなくても良かったかもしれない」ということです。

もちろん介護士として正社員で働いていれば、利用者様のご家族から名前を憶えて貰いやすかったり、毎月の給料が安定します。
でもそれって、あなたが本当に望んでいる働き方でしょうか?

「月さん、介護福祉士(介福)の試験が終わったばかりで、そんな事考えられません!」
「試験勉強の時に、職場に迷惑をかけたので辞めるなんて」

なんて悩み事を増やしてしまっていたら、申し訳ありません(汗)

現在、施設の正社員として介護福祉士でバリバリ働いている皆さんが、将来に何の不安・不満もなくお仕事を出来ているなら、私はとても嬉しいです。

でも逆に「介護の仕事をしていて、不安も不満もあります
どうしたら良いのか悩んでいます

という人は、内容によっては施設長やリーダーに相談して解決できるかもしれません。
それでも解決できない時は、介護に限らずどんな仕事でもそうですが、相談できる人が居ると心強いですね。

なぜそう思うのか?

私は介護士として働いている時に、相談できそうな人が職場の先輩しか居ませんでした。
その先輩は、家庭の都合で週に3日ほどの出勤日数で、残業も3時間位しているような忙しい人だったので、
相談したい事が有るのですが……」と声をかけるのは、かなり難しかったです(泣)

介護に限らず、サービス業のお仕事をしている人なら分かってもらえると思いますが、
日常的に心と身体にストレスを溜め込んでいると、仕事の質が落ちます

介護士の業務「見守り」について


介護士の仕事では「見守り」という大切な業務がありますね。
見守りを怠ると、ひとりで歩くと転倒の危険性がある利用者様を、見逃してしまうかもしれません。

「いやいや、フロアには他の介護職員も居るから、見ていなくても大丈夫ですよ」

という声も聞こえて来そうですが、他の職員もあなたと同じように考えているとしたら、どうでしょうか?
不安になりませんか?

介護事故は、基本的にフロア全体の責任です。
24時間365日、利用者様を監視するのが介護士の仕事ではないし、介護事故が完全に無くなる事は、きっとありません。

あなたもきっと
利用者様には、出来るだけ元気に、安心して、楽しく過ごしてもらいたい
家族さんに、安心して日々の生活を送ってもらいたい
と思って働いていますよね?
それは、日々介護士として頑張って働いている、あなた自身にも当てはまりますよ。

明日からは、介護士の働き方や、メンタル持続の方法などについて発信をしていきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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